JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

2011.07.20:サーキット:ウエストミニッツリンク

今日は水曜日、とりあえず水ウレ!いつもの主宰、マツモトさんがお休みでしたが、ハタさんが仕切って下さることになり、プラスワンカテゴリで無事開催。ハタさん、ハタヤマさんをはじめ、5人が参加。今回はAUDI TTx2、Porshe 934、BMW Miniとなぜかドイツ車ばかり。2分予選x2ののち、4分決勝とおまけレースの4本立てで、結果は1位、3位、1位、1位。とはいえ、基本みんながわいわいと楽しく走ることが基本。カツカツしすぎず、でも甘やかしもせず、馴れ合いもせず、といった付かず離れずのわいわい感が何より楽しいわけです。レースの後もAUDI TT2台で走らせて頂いたり、本日、参加車の中でファステストを出していたフクイさんのZ(MR-03 RM)のタイムを、TT(MR-015 RM)で目指したり(結局+0.4秒までしかいけなかったのですが)、セッティング談義に花が咲いたり、3時間ほどの走行でしたが充実の時間でした。

それから、先日このブログでもパーツインプレをしたMR-030のフロントアッパーアームブレイスの再チェックをしました。ブレイスなしの場合、ステアリングの切り出しから、マシンのコーナリングまでにタイムラグがあり、走りにめりはりがありません。さらに、マシンが曲がり始めるときには、ステアはそこそこ切れている状態なので、曲がりだすと一気に旋回します。これはマシンが巻いたり、ストレートでの安定感のなさの原因になります。ファステストだけを見れば、タイムは変わらないのですが、アベレージで見るとアッパーアームブレイスの効果ははっきりと見えてきます。ミスや危険を感じる挙動の回数を数えても格段に差が出ているはずです。

レースはファステストだけでは勝てません。イレギュラーなライン取りや、時にはブレーキングを求められたりもします。そこには、我侭や危機管理に応えてくれるだけのマシンのキャパシティが必要です。ファステストを出すためには、ぎりぎりのラインをぎりぎりのスピードで抜けていく必要があるため、ゆとりのあるセッティングをしにくい傾向にあります。僕の場合、レースの結果からフィードバックして、アベレージやコントロールフィール、危険回避の際のコントローラビリティなどを残したまま、タイムアップができるようにと考えています。安全に、安定して、なおかつ速いマシンは、レースはもちろん、練習走行のとき、クルージングのときでもきもちよく楽しく走ることができます。とはいえ、僕のマシンもまだまだ発展途上。ロングアンドワインディングロードです。

ウレタン:オリジナル:右回り

MR-015 RM : N6 : AUDI TT 3.2 Quattro S-Line : 12"76 12"78 12"80
MR-030 MM : Touring : McLaren F1 LM : 11"20 11"31 11"33