JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

Study

モーターのKV値(回転数)とトルク、ギア比と仕事率の関係

トルクとは、クルマのタイヤをまわす力(フォース)。馬力とは、ある決められた時間内に、どれだけ重い荷物を、どれだけ遠くまでに運べるかを、馬何頭分に当たるかで表示した仕事率の単位。1馬力は735.5W(ワット)。馬力(仕事率)=トルク×回転数で表すこ…

セッティングの考え方:置き換え

先日のミニッツミーティング in 車輪村でAメインを走ったJSCCのNSX-R。動きに癖があるとされ使用率の低いボディですが、Aメインを走れるくらいのマシンには仕立ててあげることができました。「セッティングとは、車を思うように走らせることができるように…

プロポのレスポンススピードと分解能

プロポは実車で言えばスロットル・ブレーキ・ステアリングといった本来マシンに乗車したドライバーが行う操作を操縦台から行うための道具です。そして、その操作に対してマシンがどういう動きをするかといったマシンのコンピューター部分を担うものでもあり…

ボディの経年変化

VEノーマル(赤モーター・赤缶)が発売になって、リヤトラクションの確保が難しいFerrari Enzoや787Bから2LホイールベースはFearrari 458 GT2に、3LホイールベースはSauber C9へ乗り換える方が多くなって久しい今日ですが、こだわりを持ってボディを選んでい…

ウイングの効果

以前、ウイング形状によるドライヴフィーリングの変化について記載しましたが、あるサイトにてMR-030+787Bのバーチャルの風洞実験結果が掲載されていました。リアウイングの形状(状態)によるダウンフォースの違いを検証しているのですが、これによると、…

ディメンション

ディメンションとは、クルマの全長・全幅・全高・ホイールベースなど車体周りの寸法のこと。クルマの大まかな特性はこれによって決定されます。ショートホイールベースのクルマはよく曲がる、車高が高いとロールが大きい、などはディメンションによるクルマ…

ウイング形状によるドライヴフィーリングの変化

ウイング形状によるドライヴフィールの違いを検証してみました。今回はMcLaren F1 LMのディフォルトのウイングとR8 LMSのウイングを付け替えてみます。シャシーはMR-030 VE LM。セッティングは変更せずにウイングだけを着け替えてテストします。ドライヴは僕…

ホイールオフセットとスクラブラジアス

スクラブラジアス(スクラブ半径)とは、前輪のタイヤ接地面まで伸ばした仮想キングピン位置と、タイヤの接地中心との距離を言います。タイヤの接地中心が仮想キングピン位置より外側の場合はポジティヴ、内側の場合はネガティヴ、同じ場合はゼロスクラブと…

セッティングの進め方

セッティングとは、車を思うように走らせることができるように調整すること。つまり、走る・曲がる・止まるという3つの要素を思うようにコントロールすることです。僕の場合、セッティングの際はパワートレインを固定し、ノーマル状態からはじめます。パー…

ドライブ周波数について

ミニッツ2.4GhzシリーズはICSセッティングというデジタルセッティングが可能です。そこではステアリングスピードやゲインなどのステアリングに関する項目とジャイロセッティング、イナーシャなどのセッティングができます。その中の、ドライブ周波数という…

ピッチングダンパー

ピッチングダンパーはマシンの前後方向の減衰とグリップを調整するパーツです。加速やブレーキング、コーナリング時のグリップ、ギャップに対する走破性など、さまざまな箇所に影響があります。ダンパーの基本は路面からのショックを減衰させることとタイヤ…