JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

モーターのクリーニングの効果

JSCCに使用している29FKをクリーニングします。ポン付けでNiMH ORION 750HV / 800HVで5パックほど走行した状態から、馴らしを終えるところまでの経過は以下のとおり。

   走行後:29600RPM:0.74A
   226:29400RPM:0.64A
 クリーナー:29600RPM:0.57A
メタルオイル:29500RPM:0.55A
   226:30700RPM:0.57A

1.5V逆相226浸け馴らし:20min:0.42A→0.23A

   226:30000RPM:0.69A
メタルオイル:30300RPM:0.73A
 クリーナー:31200RPM:0.67A

1.5V逆相クリーナー馴らし:20min:0.30A→0.18A(クリーナーが切れると0.30Aに戻る)

  馴らし後:31200RPM:0.69A
メタルオイル:31800RPM:0.61A
   226:32200RPM:0.61A

1回目:馴らしなし、クリーニングのみ
2回目:226浸け馴らし / クリーナーの通電効果確認
3回目:クリーナー馴らし

という内容。回転数は60秒後のものを記録していますが、チェック中に回転数およびKV値には若干のばらつきがあります。

数値だけですが、226漬け馴らしよりもクリーナーを吹きながら馴らしをする方が効果があるような感じがします。

クリーニングで約5%〜8%、馴らしで更に約5%〜8%程度効率が上がっているようなので、クリーニング、馴らしの効果はありそうです。

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2013年以降のブラシモーターの馴らしおよびクリーニングには西谷さんが開発してくださったレボリューション130を使用しています。これは仕様変更になったモーターブラシの硬度向上に伴う馴らし困難な状況を大幅に改善するとともに、226に代わる接点復活材としても機能するものです。ただし仕様変更後モーターの場合、馴らしの有無を問わず、またブラシの残りによらず寿命が短くなっています。クリーニングを施して回転数が回復しても走行後すぐに回転数が落ちてしまうことがままありますので、大切なレースを念頭にする場合や安定的なパワーのもとでセッティングを煮詰める場合などは、バッテリーのパック数やレース等の走行時間・回数など使用回数を設定することをおすすめします。