JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

2012.04.04:サーキット:ウエストミニッツリンク

ようやくサーキットへ行けると意気揚々と買い付けから戻るとマガジンハウスさんから掲載誌が送られてきていました。昨年お世話になった記事をまとめて保存版にして下さった一冊。みなさまのお目にかかることがあれば幸いです。

さて、そんなお弁当タイムに間に合わなかった今日も、250GTOと戯れる1日でした。

Fさんと手品師Hさんがいらっしゃるうちに、と2分模擬の話をさせていただいたら、ファイナリスト、ハタヤマさん、AWDのKさん、Iムリさんに、バギー博士Mさん、久しぶり水ウレ番長Mさんなどなど、総勢9人という贅沢なメンバーでわいわい。はじめ入れすぎていたアクセルを落ち着けていくことができてきて、3回戦くらいからは安定感が少しずつ上がってきました。それでも他車との絡みでリザルトは上下してしまっていました。混戦でもAWDのKさん、ハタヤマさんは結果を出しておられたので、レースは水もの、という話だけではなくて、周りをみて走ること、クルマをきちんと作ること、メンタルの安定感、レースの経験値などなど、それなりの理由があっての結果なのだと思わされます。。という感じで真面目に走ることとリザルトを見つめるのも大切ですが、とりあえず楽しくみんなで走れたことがいちばん。充実でした!

がっつりレースを楽しんだあと、サスプレートのマウントを変えたり、モーターマウントを変えたり、ウェイトコントロールをしたり。。触れるところはたくさんあります。JSCCでも長いこと触ってきたMホイールベースですが、まだまだ楽しめそう。いろいろと試していくうち、前回のタイムをほんのり更新。安定感もラインの自由度も向上してきたので、そこそこ戦えるようになってきたかな。。

今日のセット出しでウェイトコントロールの効果が大きいことと、そのセッティングが楽しいことを実感。1g、2gのウェイトで走りは変わりますし、適正なウェイトコントロールは安定感が向上します。サーキットでは重さが分かりやすいのでタミヤ製のミニ四駆用ウェイトを使いましたが、帰ってから、パーツケースからあれこれ取り出してカップ準拠になるようセッティングし直しました。これでスマートに、システマチックにコントロールできるようになるはず。次回以降が楽しみです。

そして、帰り際、都市伝説的なミニッツの挙動の話になりました。それは、RMマウントのクルマが加速するとき、モーターは反トルクによってリヤ側へ持って行かれ、フリクションダンパーも伸び側に振れるのではないか、ということ。加速の際、タイヤを前に動かそうとすると、車軸より後ろにモーターがあるRMでは、ピニオンが進行方向と逆回転になっています。つまりモーターのローターが進行方向と逆に回転しているので、その遠心力でフリクションダンパーが伸び側に動く、というもの。さて、どうなんでしょう。。百聞は一見にしかず、ということで、やってみました。ちょうどよくモーターマウントにガタのある250GTO。片付けも済んでいたトランクから引っ張り出して実験。結果は。。なるほど。確かにローターは進行方向と逆回転になりますが、ローターの回転に対する反トルクがモーター缶にもかかっているわけです。なので、アクセルオンでモーター缶は進行方向に動きます。それとともに、モーターマウントも進行方向に動こうとするので、フリクションダンパーは縮み側に動くわけです。ということは、たとえばピッチングダンパーでリヤ側(フリクションダンパーの伸び側)への作動規制する場合などは、加速時のモーターの反トルクによる挙動変化を規制しているのではないことが分かります。なので、これによってクルマが安定する場合、他の理由で安定感が向上しているということが見えてくるわけですね。というところまで話して、もうずいぶん遅い時間に。そこから先はまた今度。いつになっても宿題があることが、長続きする理由なのかもしれません。ハタヤマさん、いつも遅くまでありがとうございます!また来週!

ウレタン:左回り:オリジナル

Classic : MR-030 RML : Ferrari 250GTO : 11"30 11"37 11"42