JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

2012.08.19:レース:ミニッツカップ2012大阪大会

行ってきました!ミニッツカップ2012大阪大会!

会場は関西空港の対岸、りんくうタウン。広場は左右の木があり変則的なレイアウトです。いつもと違うことが楽しみでもあります。

ピットは地下のスペース。暗い!開発室ブログでは、覚悟してね、みたいなお話もありましたが、比較的風がとおる環境で、しのげる気温ではありました。

ミニッツを楽しむ環境はサーキットによりさまざまで、室内でも暑いところもあれば、半屋外のところもあります。僕はあまり環境に文句を言わないほうですし、今回もこんなもんかな。と受け止めてレースに臨んでいました。ですが、インドア専用RCとして開発したミニッツのメーカーオフィシャルレースとして提供する場所としては、「こんな快適なところでこんなに楽しいホビーができるよね!」というアピールをすることも大切で、そんなホビーを楽しんでいるユーザーの優越感や満足感を満たすことも念頭においたサービス(レースというユーザーとの接触)を考慮してもよいのかな、と参加されたドライバーのみなさんからのお話から、思うところもありました。どんな環境でもミニッツを楽しみたい、楽しんでいる、というユーザーはコアな部分であって、エントリーユーザーは、こんなしんどいなら。。と引いてしまうこともあると思います。RCに限らず、何かを提供する側は、その相手に対するホスピタリティを第一に行動しなければいけないと思います。

さてさて、ピットを準備したところでエントリー。そしてドラミを終えたら予選の組み合わせ発表。後で見たらいいかなーと思っていたら、世界のHさんから「どこのお立ち台がいいです?」とのお話。「まさかのっ。」と思ったら、キングKさんも合わせて3人が同じヒート☆いつもと同じやん!と笑って予選に臨むことに。

練習走行。僕は当日まで、マシンを決めきれずにいました。いつものMcLaren F1 LMと、発売間もない時期から最強と言われるR8。R8は用意していたホワイトボディがIそっちさんと同じカラーリングだったのを気にしていた僕に、Dさんが「これ使う?」とお貸しくださったもの。どっちも使いたい!それに、金曜日に敷き変えたWMLのウレタンでまったく走ることのできなかったMcLaren F1 LMと、それでもなんとか走っていたR8 LMS。ずっと煮詰めてきたMcLaren F1 LMでも走りたいし、レースに不安定なクルマで参戦するわけにもいきません。悩みましたが、結局手についているMcLaren F1で練習走行に臨み、路面との相性がよくなければ、予選1回目からはR8 LMSでいく、と決めました。先に走った子どもたち、フレッシュマン、JSCCのみなさんのインプレもまちまち。走らな分からん。ということで、周りは気にせずとりあえずそのままのセッティングでコースインしましたが、ラインから外すとアンダーになりますが、路面との相性は悪くなさそう。。ということで、マシンは決まりました。

予選1回目。大外からのスタートで、1コーナーの転倒をかわして淡々とドライヴ。キングKさんが世界のHさんの後ろを走っておられて、マージン走行での2分。結局キングKさんの4秒後、3位ゴールでトータル順位は10位。

予選2回目。世界のHさんが「ポール取りたいんです!」とスイッチを入れておられて、「ほなわかった。」とキングKさんと僕。最後尾スタートで行きましたが、前は大荒れ☆笑。僕もラップを交わすタイミングの1コーナーで前走のマシンが転倒して巻き込まれてクラッシュ。単独のミスもちょこちょことやらかしてしまいました。予選後にハタヤマさんから「ついてないね。」という話を頂く感じの荒れ模様。ベストラップは更新したもののタイムは上がらず、トータル15位、決勝はCメイン3番グリッドでした。

決勝Cメイン。ミニッツカップ参戦2回目にして初の決勝。今まで何も言われなかった高ナットのウェイトに指摘が入って、バランスの変わったマシンで臨むことになりました。代替パーツを考えることもできたのですが、グリップが高いこともあって、トラベル調整だけでいけるか、と判断してそのままドライヴすることにしました。ですが、始まってみると巻き気味。タイヤが温まらないうちはグリップバランスがよくて走れていたのですが、温まってくるとフロント勝ちになってきて、ステアリングがシビアになってきました。競り合う距離感になったときに、相手が引くことがない雰囲気だったので、これはクリーンなレースにはならないな、レース後にいいバトルをしたね、と言い合える感じがなさそうだな。と少し残念なきもちになった中盤、インコース4コーナーで後ろから飛ばされてイン側に突き刺さって、そこから崩れてしまい、6位フィニッシュでした。

その後は決勝を応援。JSCCとGTのAメインはものすごいドラマチックな展開。めちゃくちゃ盛り上がりました!そして気持ちとドライビングスキルの高みを感じられる10分で、僕はまだここを走れるものを持っていないな、と顧みる時間でもありました。とにかく僕は唯一McLaren F1 LMで決勝を走れたわけだし、カップを通してさらに仲良くなれたわけだし、内外ともに充実感のあるミニッツカップとなりました。

WMLへ戻ると参加したみんなが集まっていました。今日のことをあれこれ話しているうち、中京のAさんがいらっしゃいました。そして、来て下さることになったよ、というKOプロポさんがご到着。サーキットの雰囲気を感じて頂いたあと、EX-1について、ぽそっと質問をさせて頂きました。それは

インターフェイスの構造
+チャートとボタン操作、そのカスタマイズの可能性
+重量バランス
+パーツカスタマイズの今後の展開

などなど。そうして話しているうちに、ポテンションメーターの消耗の話題があり、ドライヴタイムの長いミニッツでは、ニュートラル付近が削れやすく半年ほどでメンテナンスになるとのこと。N村さんが「修理してもらえるんですか?」とお尋ねしたところ「できますし、なんならお預かりできます。」とご親切なお返事!迷わず「お願いします。」とお願いするN村さんに続いて、「ほな僕も!」と集まったプロポは数知れず笑。大きな段ボール1箱分のプロポをメンテナンスして頂けることになりました。ありがとうございます!そして、EX-1について掘り下げてお話をさせて頂いたところ、世界のHさんが実走するお話に。

今日の決勝で走ったマシンとHutaba 3PK、そしてプロポをEX-1に持ち替えて走行。「いいっすね!」という一言めからは「欲しいなー。」とずっと言っておられました。ハタヤマさん、Iそっちさん、M博士、僕もドライヴさせて頂いて、さらには僕のMcLaren F1 LMに乗り換えて、レスポンススピードを変えたり、分解能やそれに伴うクルマの動きとフィーリングとの相違などの理由について、そしてプロポセッティングについてご講義を頂いたりしました。PunchとCurveのお話など、みんな「なるほど!」と頷いたり、EX-1の開発経緯やそれ以前のプロポのお話などもお聞かせいただけて、充実した時間でした。ちなみに、今までのEX-1とは違い、すべてを新しく作ったという今回のEX-1、超イイです!

朝5時スタートのカップデイ、満喫の1日でした。ご一緒下さったみなさま、ほんとうにありがとうございました!レースを主催された京商のスタッフのみなさま、ほんとうにおつかれさまでした!