JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

2015.03.11:サーキット:ら・じれ:おぎゃわブートキャンプ

このところ天気が不安定です。今日は快晴、お約束をさせて頂いていたテルさんとの練習にら・じれさんへ伺いました。練習のお約束と、楽しみにしていたもうひとつのお約束が。

このひと。「さち」という人気店の府中焼き。サーキットの開店前、高田さんが足を運んでくださいました。府中焼きはミンチが入っているのが特徴だそうです。先日のレース前日に、ふじパパさんが召し上がられていて話題になっていたのでした。予約してくださっていたのはスペシャル焼。ミンチはもちろん、豚バラやイカ、お餅など具だくさんで超美味。ご用意くださいまして、ほんとうにありがとうございました。

ブートキャンプとネーミングを頂いた今日の練習はJSCC。食事のあと、路面に合わせてセッティングしていきます。このところ気温が日々変わるのでセッティングの頻度も多くなります。そのたびに引き出しが増えていくのが嬉しいですね。昨日はセットを変えずにボディを載せ変え、プロポでのセッティングを試していましたが、今日はボディを固定し、物理的なセッティングのみで路面に合わせる方向で臨みました。

夕方から3分+8分の模擬レース。レースという形態でセッティングやドライビングを試すことはとても重要です。フリーランのときには感じ得ないプレッシャーのかかる状況や競り合いの場面で、フリーランの時にはしなかったドライビングやライン取りをすることがあり(粗い・荒い、精度が低いドライビングになることが多く、むしろそういった状況のほうがレース時の自分のディフォルトの状態と捉えるほうがいいかもしれません。)、セッティングやドライビングの良し悪しがはっきりするのです。それらに気づき、改善していくことが上達そのもの。

たとえばレースの際、クルマが走っていない・さっきと(いつもと)違う、と感じたりすることがあります。それはほとんどの場合、状況(フリーランとレースという状況の違い)や自身の心理状態(勝ち負けや周回数・タイムに囚われる)の違いによるドライビングの違いからくるものです。つまり違うのはクルマではなく自分なのです。フリーランでは巻かなかったクルマが巻く、ハイサイドする、加速が遅く感じられる、など、それらはつまりレース時の自分のドライビングとクルマに、そしてフリーラン時とレース時の自分のドライビング・心理状態にギャップがあるということです。これを埋めるためには、それぞれの要素の擦り合わせが必要なのです。前者はドライビングとセッティングの見直し、後者はドライビングの見直しと心理状態の考察等々が上達へのプロセスになる、といった感じです。

レースは他車・他者との競い合いというスタイルで行われますが、大切なのは自分と(自分のマシンと)向き合い自分を(自分のマシンを)コントロールすること。どんな結果であれ、レースをすれば必ず結果(リザルト)が出ます。リザルトは、今の結果以上のリザルトになる次回のレースを目指すための材料です。これが大事です。叩き台のない改善はあり得ないからです。

いきなり速い人、いきなり上手い人、はじめから負けない人などいません。リザルトの一部(勝ち負け)だけに囚われずレース形式の練習・レース参戦をすることは上達への近道です。

テルさんとのブートキャンプ、僕自身が学ぶことがとても多くありました。みんなで速く・上手く・強くなりたいと思います。