JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

2015.04.13:月曜ブートキャンプ:ら・じれ

お呼びがかかって、ら・じれさんまで。到着すると、テルさんと高田さんがレイアウトを変更して待っていてくださいました。

バッテリーの準備ができると、早速練習走行3分+予選3分×2回+決勝8分。

ひとまず初回の模擬レースは、ほぼノーミス、ポールトゥウィンで終えました。

その後も主にレース形式での調整。今回はフロントのボディ高調整、サイドステップ装着時のフィーリングチェック、リヤトレッド変更、フロントタイヤ径変更、デフの変更といったメニューでした。

今日のメニューのなか、デフの変更時の出来事。テルさんのGT-Rはギヤデフだったのですが、途中からボールデフに変更。フィーリングが合わないとのことでギヤデフに戻すと、ギヤデフで走れなくなってしまいました。実はこういうことはよくあります。デフの変更によりステアリングとスロットルのタイミングやフィーリングが変わるため、変更後のマシンの動きのタイミング・フィーリングに慣れてから元に戻すと感覚が変わってしまっていて、元のマシンに違和感を覚えてしまうのです。コース慣れと同じで、これにはトレーニングが必要です。同じマシンをドライヴし続けることは、相性をよくするために大切なことですが、たとえば路面状況やセッティングミス、マシントラブルなどでいつもと同じフィーリングで走れない場合に、マシンをコントロールできなくなる危険性があります。どんな状況でも、どんなマシンでもレースが始まれば走りきるしかありません。完璧なマシンで完璧なシンクロ感をめざすことも大切ですが、マシンなり、状況なり、適応しながらマシンをゴールへ導くちからも同じように大切です。こうしたトレーニングもブートキャンプならより実戦に近い状況で経験していけます。

ミニッツカップでは初見のレイアウトを走ることになるので、どうしてもコース慣れに目がいきがちですが、実はマシンに慣れるスピード、マシンに合わせられるスキルも同様に求められます。それ以外にも、ドライバー・レイアウト・グリップ・ヒートメンバーなど様々な要素が組み合わさってレースは出来上がっていきます。そのすべてが自分の理想のとおりに運ぶことはまずありません。ですから、それぞれの要素にすぐに対応していけることが重要なスキルになるわけです。これは頭だけでは解決できません。練習以外の近道はありません。自身もまだまだ。また一緒に練習させて頂ける機会を楽しみにしています!