JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

2015.04.19:ミニッツミーティング in 車輪村

ここ3年の実質的なミニッツカップの初戦となるミニッツミーティング in 車輪村。広島県東部の山奥での開催にも関わらず、毎年各地から強豪の揃うレースになります。今年も名だたるファイナリスト・エキスパートが関東・関西・九州を中心に参戦。権利付きクラスの上位メインは半ばエキスパートクラスの様相となりました。

今回のレイアウト。縦横比がフルサイズと呼ばれる12x6mのレイアウトと変わらないので大きさが伝わりにくいかもしれませんが、ストレート14m、奥行きは7mというミニッツカップ・ミニッツミーティングでも最大クラスのレイアウトになりました。

実はこのレイアウト、もともとは13mで企画されていたのですが、現場で使用するウレタンコースのパーツを変更したりしたために予定していたレイアウトを変更することになり、ちらっと提案させていただいたものが採用されてストレートが1m延長されることになったという経緯で完成をみることになりました。その際、レイアウトの形状とウレタンコースのパーツの在庫の関係で中盤セクションがテクニカルかつバンピーなレイアウトになってしまいました。肝は1コーナー、中盤のクランク、最終コーナーの3カ所かなと思っていましたが、予想どおりレースではその近辺での順位変動が多かったように思います。

自身はJSCCクラスにNSX-Rで参戦。ミニッツカップ・ミニッツミーティングにナロー系クラスで参戦するのは2度目。自身がユーノスオーナーなのでマツダにしようかと思ったのですが、いつも使用しているMcLaren F1 LMの開発(実車の)時にゴードン・マレーが所有しベンチマークにしていたという経緯、幼なじみとミニッツのライバルがホンダの研究所にいること、そしてボディのフィーリングの相性もよかったためにNSXに落ち着きました。(SUBARUの研究所にも友人がいるのでBRZでもいいかな、とちらっと思ったのですがホワイトボディが手に入りませんでした。。)

JSCCクラスは参加58台。予選1回目を終えて4位、予選2回目を終えて7位、決勝Aメイン7番グリッドスタート、決勝7位フィニッシュとなりました。

決勝Aメインのリザルトを見ると、ホンダくん以外のドライバーのベストラップは軒並み同じ。アベレージは優勝したかっちゃんが12.288″、7位の僕が12.769″。この0.5秒の差が最終的に1ラップ、2ラップという差を生んでいきます。そして0.5″の間に5人のライバルがいるわけです。その差を埋めることが簡単にできないことがもどかしくもおもしろいところです。

大方の準備を終えた決勝スタート10分前、オフィシャルからモーター回転数についてレギュレーションの記載にある6500KVを超え、かつ3000ガウス以下の磁力のものは使用不可という表現について、6500KVを超えた時点でレギュレーション違反で失格にするという指示があり、急遽モーターを変更しました。というのも、モーターチェッカーには個体差があり場合によって500kV近くも計測誤差が出る場合もあるため、オフィシャルで使用するチェッカーのKV値がどの程度出るか分からない初戦のしかも決勝Aメインでリスクを侵すことを避けたためです。レース後、その指示について撤回がありました。参戦するドライバーはみな同じ状況ですから、勝ち負けに関する有利不利はないものと思いますが、レース中にレギュレーションの解釈について通常想定する解釈と異なる指示がなされることは好ましいとは言えないように思います。最終的に、6500KVを超える場合は磁力を測定、磁力が3000ガウスに満たない場合は違反とする旨の説明がありました(当初のレギュレーションどおりです)。

いろいろありますが、レースは恨みっこなしです。ご一緒させて頂けたすべての方に感謝です☆レースがあればこそ、大好きな

こんなひとや(AWDでのレースおつかれさまでした☆)

まさかのポールポジションでフライングのこんなひと(やっちゃった後のせつなげな図)と同じ場所で同じ時間を過ごせたり、(もう書ききれないくらいたくさんの方とお話させて頂いたのですが、写真がたまたまこれしかないのと、無許可の掲載は致しかねる部分もありますので、ご紹介が偏ってしまっています。。)。

京都・大阪組と

30人前のうどんを頂いたりして楽しい1日を過ごすことができました。(ホルモンうどんと聞いていたので岡山県内かと思いきや、なんと佐用兵庫県)。。まさかの尾道から150km移動晩ご飯。笑)

仲良くさせて頂いている大阪のクラブチーム・アウトランのしゅうやんさんが僕の仕事の屋号をスポンサーでカールに入れてくださっていました。繋がりを感じられる嬉しい瞬間です。

負けるためにレースに参戦するわけではありませんから悔しさもありますが、それも含めて最高に楽しいレースでした。またみなさんと一緒に走れることを楽しみにしております!参戦されたみなさま、オフィシャルのみなさま、ほんとうにおつかれさまでした!