JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

レース後にすること

昨日は2015年シーズンの実質的な開幕戦、ミニッツミーティング in 車輪村でした。たくさんの方と走り、話し、競い合った1日。帰ると割に疲れを感じたりします。そんなレースの後にすることといえば

・ゆっくり休む
・余韻に浸る

そんなことくらいでしょうか。とはいえ、レースの記憶には大切なものが埋もれているものです。

特に負けたレースの後は闇雲に走りたくなったりすることもありますが、走っても急にうまくなるわけでもなく、リザルトが変わるわけでもありません。大切なのは心身を休めること、そして、負けたり勝ったりしたことを噛みしめること。嬉しさや悔しさをサーキットでの走行やアルコールなど他の要素に変換してしまうと、本来受け止めるべき何かを取りこぼしてしまうように思います(もちろん、それをしても大切な何かをきちんと理解できる方もおられますので全否定はしません)。個人的には少し現実と向き合ってレースの記憶やそこにある感情を整理することをおすすめします。そのうちに自然となにかの気づきに辿り着きます。目的(レースの場合は最終的には勝つこと、もちろんAメインに入るなどの場合もあるかもしれません)が明確であれば、それに到達できたりできなかったりした場合に必ずその結果になった理由があります。経験を活かすということは、それをきちんと感じていくことなのです。そして、それを感じるためには、客観的になれる心身の状態と時間が必要なのです。

冷静に現実(事実=リザルト)と向き合うためには、心のゆとりが必要です。疲れはそれを失わせてしまうことが多いので、とにかくゆっくり休むことと、ものごとを整理するために必要な時間をしっかり取ること、そして、ものごとを大きくポジティブに捉えるように心がけることで、レース経験がこれからのキャリアにより活かせるようになると思っています。

僕自身、堅苦しく反省をしたりすることはあまりありません。ただ、ゆっくり休んでいる(のんびりお風呂に浸かっていたりするような)時にふとレースの記憶が思い出されて、それを噛みしめているうちに何かの気づきに到達したりする、というような感じです。根詰めすぎず、おおらかに。それは人との、物事との向き合い方に大切なものだと思っています。

事実は変わりませんが、それを捉える人の感覚は変えることができます。せっかくのレース、せっかくの経験ですから、楽しい記憶になるように、これからのRCライフに活きるように捉えられたら素敵ですね。