JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

2020.10.30:ラジコン天国名古屋

サーキットの走行は何気に初めてだったラジ天名古屋さん。

 

中日ドラゴンズの投手、山本昌さんが通われ、レースを主催されていたりすることでラジコン界では誰もが存在を知っているであろう名店です。在庫も潤沢で、ミニッツに限らず、問い合わせなどをしなくてもいいくらい安心して買い物にも来れるショップさんです。

 

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ミニッツのサーキットはフルサイズと呼ばれるミニッツカップ標準の12m x 6mよりひとまわり小さい9m x4.5mほど。

 

路面はミニッツカップの路面に比してかなりハイグリップな印象です。計測付近に大きなギャップがあるので、コーナー出口で姿勢を崩していたり、足回りを固めすぎていたりするであろうクルマは狭い2枚ストレート(ミニッツカップは3枚幅が標準)をまっすぐに走れずウォールに刺さっていました。そうした意味ではストレートをきれいに走れる、という基礎を叩き込まないと走れないサーキットで、練習のしがいがある反面、楽しく走るには少しハードルの高いサーキットでもあるかもしれません。


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ミニッツのサーキットでは比較的めずらしいタイムテーブルがあります。それだけ走行される方も多いのでしょう。サイズの小さなサーキットになると混走での事故率も上がりますので、どなたにもやさしい提案です。

 

なにより、マナーに関して店長さんかしっかりと書いてくれていて、どういう空気感で楽しんでほしいのか、僕にはとてもよく伝わってきたように思います。

 

エキスパートは6秒台が目安とのこと。さて、、


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今日はNTと


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WT。今日のメインはこちら。というのも、いつも走っているMHS基盤のシャシーのほか、友人から譲り受けた(これには、彼に、もうどうやっても会うことができないという僕にはもちろん、ご遺族にも辛く、悲しく、悔しい現実があります)EVOのシェイクダウンのため。


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特に関西以東のファイナリストにユーザーが多いフタバ製プロポ、7PXユーザーだった彼のクルマのレシーバーをKO用に載せ換え。

 

EVOのアッパーカバーはレシーバー交換用のパネルも含めて3パーツになっています。今までフロントのサス周りを分解しないと外すことができなかったアッパーカバーの取り外しが容易になっているのはほんとうに助かります。メインシャシーの金型変更なしにこうした工夫を盛り込んで開発されている石川さんの工夫と努力、凄さを改めて感じます。


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MHSとEVOでセッティングは統一して基盤のレスポンスやハンドリング特性の違いなども感じながら、おいしいとこ取りを狙っていきます。

 

EVOはステアリングの保持力がしっかりしているので、同じプロポセットで同じ走りにはなりません。スロットルの違いもありますが、やはりステアリングの個性が変わっていることが強く感じられます。

 

EVOもよく走ってくれましたが、タイムは0.2秒ほどプロポセットの出ているMHSに分がありました。プロポセットだけでいけるかなと思いましたが、シャシーセットもそれなりに合わせてあげたほうがいいかもしれません。彼がやり残していたであろう分まで気持ちよく走れるクルマに仕立てたいと思います。

 

ちなみにタイムはNT、WTともに6秒台、WTは5秒台を狙えそうです。気持ちは初心者のつもりですが。ドライビングはともかく、少なくともご一緒させて頂いている方への挨拶、走行時の配慮は忘るるべからず。時には返ってこないこともありますが、投げかけるのをやめたら無愛想で不躾な相手と同じ無愛想で不躾な自分になってしまいます。礼節はスポーツでも格闘技でも仕事でも、もちろんホビーでも基本の基本。一緒に楽しんでくださる方を大切にしたいなと思います。