JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

ホイール割れ

ミニッツのホイールはデザイン・オフセット違いなど、豊富なラインナップがあります。素材によってドライビングフィールが違うのはもちろん、ホイール形状によって剛性感が異なったり、耐久性が違ったりします。このフィーリングの違いを積極的に利用するエキスパートも少なくありません。

写真のホイールはPorsche 911 GT1に付属しているBBSタイプのメッシュホイール。ザ・ポルシェなホイールで好みのデザインなのですがスポークの付け根から割れることが多く、若干信頼性に欠けるホイールでもあります(それでも使用する理由は、その剛性感のなさからくるマイルドな挙動を得たいためです。)。また割れなくともホイールのゆがみや振れが出たり縒れがでたりする、こうした場合、クルマの挙動が乱れていることが多いです。割れていたホイールはオープンクラスのPorsche 962C KHの左後輪に装着していたものですが、左巻きが出てきたのでチェックしてみたところ、写真のような割れがありました。こうしたことはままありますので、大切なレースの前には必ずチェックしたいところです。

962Cにはフィーリングチェックも兼ねてマルチオフセットホイールを入れました。BBSメッシュよりもシャキッとした走りになり、この日最速だったマシンから0.1秒落ちまでタイムアップしました(とはいえBBSメッシュのほうがフィーリングはよいのですが。)。

メンテナンスの際にはホイール割れは必ずチェックしたいところです(合わせてホイールナットのヘタリもチェックしておきたいですね。)。