2020.07.19:タミヤチャレンジカップ @ Kuwana Base(クワナベース)
5月半ばから5年ほどぶりに再開したRC。さっそくレース参戦です。カテゴリはM後輪駆動。Kuwana Base(クワナベース)ではM Sports ClassはFFとMR / RRのクラスが分化しています。レイアウトは写真のとおりで、レース時は写真内の←とは逆の時計回りでの周回です。
レースは
練習走行15min.
予選2min, x 2
決勝5min. x 2
決勝2回めはリバースグリッドという内容。
Mは2カテゴリに分かれていたのですが、前輪駆動の練習走行時に後輪駆動の車両を入れてしまった方がおられて、結局混走30min.の練習走行となっていました。自身は5分ほどで走行終了。予選に臨みました。
予選リザルトは3rd。
決勝Aメイン 1回め
4th。
Best Lap : 10″085
Ave. : 10″941
レースは水もの。ラップマーカーからの追突など2度のアクシデントがありレース結果は振るいませんでしたが単独のミスはなく、1位フィニッシュの2回めの決勝レースと0.003″ 差というベストラップからも、安定感とマシンのポテンシャルはどちらのレースでも同等に引き出せていたのではないかと思います。セッティングの変更も不要でしたので、おそらく路面コンディションも大きな変化はなかったと思います。
決勝Aメイン 2回め
1st。
Best Lap : 10″088
Ave. : 10″565
ベストラップから0.5″ 以内のアベレージ。レースとしては上々です。
ベストラップが出過ぎるクルマは神経質なドライビングを求められることが多くレースには向かないこともあります。ベストラップ狙いの予選やタイムアタックイベントなどであればそうしたセッティングも必要になってきますが、周回レースの場合はアベレージタイムをどうやって上げていくかを考えることが大切です。レースでは内部要因と外的要因がドライバーおよびマシンに影響します。ひいてはそれがレース結果となりますので、そうした要因に対してベストソリューションとなるようなセッティングおよびドライビング、メンタルコントロールが必要です。
今回のレースは、ご一緒くださるドライバーさんにとって僕自身がどういうドライバーなのか、そのドライバーが操るマシンがどういう走りをするのか分からないままのレースでした。それは自身にとっても同じで、限られたエキスパート達が集うファイナルとは異なり地方大会など多くの方が参加されるレースにあってはとてもよくあることです。こうしたレースのときこそ、お互いがいいレースを作っていけるよう心がけたドライビングができたらと思います。
あるレーシングドライバーの方が、ライバルのためにスペースを用意できるだけの懐の深さがいいレースを作り、観客・ファンの方を熱くさせるのだ、それは甘さではなくレースのクオリティを上げるために必要なものだ、と語られていたのを思い出します。クラッシュシーンはある種の観衆を沸かせるものだとも思いますが、実車でのレースであればドライバーの生死や、チームにとってもマシンを失うことによる次レースへの影響や存続に関わるようなことにもなりかねません。やはりせめぎ合い・競り合いの中で両者がゴールラインを越えたときにレースが成立することを考えれば、大切なことなのだと思います。RCにおいても、そうしたレースで白熱した時間が多くの方を惹きつけることができたら素敵だと思います。
使用したM08。
モーター:17.5T
ピニオン:20T
バッテリー:LF2200
ボディ:Eunos Roadster NA8C
タミチャレレギュの22Tは使用せず、タミグラレギュの20Tでの参戦でした。