2020.07.23 :タミヤグランプリ全日本選手権 中京大会
本格的にタミヤを初めて2か月。はやくもここへ立つことになってしまいました。コロナ渦にあって、こうした場所を自社で構えておられるタミヤさんたからこそできるイベントスタイル。屋根付きだけど屋内じゃない、この絶妙さ。そして、聖地で走れるというよろこび。いつものタミグラとはきっとちょっと違うのかもしれないそれは、とても贅沢な環境でレースに臨むことができた1日でした。
が、、、
重なる時は重なるもの。それはよいことでも、そうでなくても。
前日、マシンコンディションのチェックにと伺ったサーキットにてプロポの電波送信が怪しくなり3m先でノーコンに。結局サーキットショップにはKOのFHSSのプロポがなく、他のショップまで探しに行くことに。それだけで半日を費やしてしまいました。
さらに、、
帰路にはこんなことに。
パンクチュア。。トランクスペースを確保するためにスペアを下ろしていて、夜の交通量の多い路肩で一人でジャッキアップするわけにもいかず、釘の入った位置によってはパンク修理キットが使えないため、人手に頼ることに。帰宅が遅くなってしまいました。。
今日も何かあると思ったら、
体感的に路面グリップは確かに薄いと思ったのですが、それでも練習走行時とは明らかに異なる挙動を示し、走行不能になった予選1回目、オフィシャルの方から、ビスがすべてなくなってます!と。。前日はストリートクラスのクルマと走れていたクルマがこんなことに。。樹脂に噛ませるミリビスが4本も緩むなんてことは考えられませんが、昨晩はパンクチュアのこともありクルマに触れていないのです。小人さんがいるに違いありません。と友人にLINEしたら。んなわけないやろ〜ビスの緩みは心の緩み、とRCの鉄板格言で諭されました。もう密室殺人なみに謎ですサスペンスです。
予選2回目は多少走れるようになって、8番手で予選終了。
決勝Aメインは路面が上がっているだろうと思っていましたが、リヤグリップが足らず、何もさせてもらえませんでした。
きっと掛川でもテストされているはずだから、とM08のディフルトセッティングからフロントタイヤを逃がすスプリング変更とタイヤインナーのはずだったのですが、それでも前勝ちで、すべては謎のまま1日を終えてしまいました。さすがにタミヤエキスパートの方は路面に合わせていらして、知識や感覚、経験値の差を実感するレースでした。
帰り際に、初公式で初アスファルトで初掛川で08はハードル高すぎたんちゃう?GTかSTがええのでわ?と諭されて帰ってきました。確かに。ですが、いつもそこにあるNAロードスターでレースをしたいと思ったからこそのこの選択。結果はともかく、やりたいと思ったことを形にできた1日ではありました。いつになるか分かりませんがまた公式レースに参加させて頂けることがあれば、今度は入賞に絡めるようなレースをしてみたいと思います。
比較的少人数で、和気藹々とした雰囲気のレースだったことが印象的でした。
ご一緒下さったみなさま、そして貴重な機会を作って下さったオフィシャルのみなさま、ほんとうにありがとうございました。不安なくこうしてまた同じホビーを楽しむ方どうしが集えるようになれますよう。