JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

Zon Abstract Factory : Bluetooth I.C.S

Mini-zに欠かせなくなったI.C.Sセッティング。ノーマルでもよく走るMini-zですが、モーター特性やセッティング、自身のスロットルワーク・ステアリングに合わせたスロットル特性やステアリング特性を追求したり、グリップに合わせたジャイロ設定など、I.C.Sによるセッティングの幅とメリットは多くあります。

I.C.SとはInteractive・Communication・Systemの頭文字の略でKO PROPO製品のRC機器間やRC機器とパソコンとの間の双方向データ通信規格のことで、これを利用してMini-zの基盤に記録されているステアリング・スロットルなどの制御データを変更してマシンセッティングをすることが可能なのです。登場した当時RCカーでは革新的なアイテムだったジャイロのセッティングもこれを使用して行います。

さて、そのI.C.Sセッティングをするために必要な機器類ですが、KO PROPOのI.C.Sセッティングアダプター・カードというアイテムがあります。これは対応するマシンに合わせたカードをアダプターに差し込んで使用するポータブル端末です。ただ、残念ながらMR-030のブラシモーター仕様までの対応で、VEへの対応はありません。VEのI.C.SセッティングにはWindows PC用のI.C.S USBアダプタを使用するしかありませんでした。これを使用する場合、サーキットもしくは自宅にPC環境を用意する必要が出てくるため利便性に難がありました。それを解決してくれるのが上記写真の端末 "Zon Abstract Factory" の "Bluetooth I.C.S" 。アンドロイド端末にインストールしたアプリと連携してI.C.Sセッティングができるツールです。USB仕様もありますが、USBホスト機能を備えたアンドロイド端末の使用に限定されてしまいます。Bluetoothならほぼすべてのアンドロイド端末で使用可能です。

使用方法も簡単で、Bluetooth I.C.Sとアンドロイド端末を用意し、アンドロイド端末と "Bluetooth I.C.S" をペアリングした後、アンドロイド側にアプリ "Mini-Z ICS設定してみる?β" をインストール。これでアプリを使用してI.C.Sセッティングが可能です。

セッティングの一助に、トランクの中に収めておきたいアイテムです。