2020.10.18:地元チャレンジ:ら・じれ
ミニッツカップの開催が見送られている今期、ほんとうにさまざまなアイデアを考えてくださり、そしてたくさんの方のご尽力の上で開催の運びとなったであろう地元チャレンジ。オフィシャルの息のかかるレースが開催される、というのはほんとうに嬉しいニュースでした。
ら・じれさんの地元チャレンジはナローツーリングクラス(NT)とGP6クラスの2カテゴリでの開催です。
時計回りのレイアウト。コースレイアウトは変更後ひと月ほど、カップ路面比でグリップは低めですが、ら・じれさんの路面としてはいつもどおりといった感触です。
NTはMホイールベースのRMでの参戦。MM2のリリースのタイミングでミニッツから離れてしまったので、止まってしまっていた時計から始めようと、当時のRMのセッティングのままレースに臨むことにしました。
FD3Sでの参戦するつもりでボディを用意しましたが、現場でセットを合わせきれず、レースでは185 CELICAを使用。
結果は4位。ベストラップこそ上位マシンと同タイムではありましたが、それを出すこと、そしてベスト付近でアベレージを刻み続ける余裕が全然違います。上位3台はMM2 x R33 SKYLiNE GTR。残念ながら最強と謳われるR33の牙城を崩すことはできませんでした。
GP6はZ33 GT WINGでの参戦。ここでもやはりR33 SKYLINE GTRが猛威を奮っています。パーツ構成やセッティングの大前提としてMM2とR33のマッチングがよすぎることを如実に表しています。広谷さん、いいボディ作りすぎです!
とはいえGP6クラスは結果に繋がるレースができました。
レース後、NTクラスレギュレーションに合わせたMM2 x NSX R 2002でのフリーランでこの日のコースレコードを出すことができました。やはりNTクラスはMM2であることが必須。ボディもよほどの理由がない限りR33が鉄板です。
個人的には、NTはRM指定、GP6はMM2指定などカテゴリごとにモーターマウントを統一してそのセッティングとドライビングを競う、というのも楽しいかなと思いました。MホイールベースのボディやRMマウントの販売も促進できますしね。
レースを顧みると、どうしてもリザルトやレギュレーションに目がいってしまいがちですが、レースはひとりでできるものではありません。
なによりも、そこに集う方の明るさあたたかさがレースを楽しいものにしてくれました。
ミニッツのレースに参戦するのは4年ぶり?5年ぶり?という自分でも忘れるほどのブランクでしたが、僕に勝てたことを喜んで下さったり、ドライビングを褒めて下さったり、数年ぶりでも覚えていて下さったり、僕がいることで誰かが喜んで下さったり、励みになれていたり、何かしらポジティブな要素になれていたことを実感できたことが何よりのリザルトでした。
そして、今年のような今までと異なる環境の中でも、エンドユーザーが楽しめるイベントを企画して下さり、またそうした企画に賛同してレースを開催して下さるオフィシャルのみなさま、サーキットオーナーさまに感謝です。