2020.12.01:HOT LAP
妻と白川郷に寄せて頂いていました。
築300年の合掌造に宿泊。
白川郷の過酷な環境を鑑みると、到底考えられないような長寿命です。それを維持するのは結(ゆい)と呼ばれる仕事の対価交換のシステム。そこに住まう誰もがそれぞれの家の修繕に携わる文化がこの家々を残してくれてきたのでした。みんなが同じぶんだけ少しずつ負担していく、というお互いさまの精神はこうした環境で育まれてきた日本の文化なのだと思います。
自身が仕事で使っているミシンは95歳になりますが、泊まらせて頂いたお宿の茶釜が同じくらいの年代だそうです。そこそこ古いものだと言われる自身のミシンもここではまだまだ若僧。それを使う自身はもっと。使い続け、直し続け、磨き続けて輝くのは物だけではないはず。
古いものを愛し、直し、使い続けることの素晴らしさを改めて感じました。
そして毎年のようにクルマが更新されるRCシーンにあって、旧車の扱いももう少し考えどころがあるようにも思います。
夕方には戻り、夜は部活のようになっているホットラップさんでの走行。
今日もTB05のセッティング。ふたつめのOP、スタビを入れてドライブ。コーナリングの進入=減速時のフロントアウト側への荷重移動を調整できることが大きなメリットで、そこを合わせてから必要量リヤを固めるというセッティングプロセスがよさそうです。
走行中にホイールアクスルが破断しました。TG10用(エンジンカー用)が、クラッシュなどでなく走行中に割れるとは。
せっかくなので来週に向けて面倒がっていたセッティングを施したいと思います。