JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

雑感

とあるレースでのこと。トップ走行だった僕のマシンが最終コーナー手前にさしかかったところで、2位のマシンが追いついてきてインを刺そうとしたところにラインがなく、2位のマシンはウォールにヒットしました。

そのとき、「なんなんほんまコイツ」という声が聞こえました。

その後、「お前わざとやろ」「そんなライン通ったらあかんやろ」と責められました。

心外でした。

レースですから結果にこだわることは大切です。もちろんみな真剣です。ただ、そのレースに関して言えば、結果だけにこだわって走っている方だけではありませんし、マシンコンディションもみな違います。レースでのマシンの出来やドライビングを反省してレース後に走り込みをすることも多い、みんなが巧く速くなるために、と有志によって始められたレースです。そんなレースでバッドドライビングで相手を出し抜いて勝った気になるなんていう意識は持つ意味がありません。今までもレース中にはみないろいろなことを経験し、それを糧にして巧く、速くなってきました。そして何があっても大らかで、やさしく、ひとにあたたかい、そんな雰囲気がありました。ですので、先の言葉を投げられたことはとても残念でした。

サーキットはみんなが楽しく走れる場所であってほしいと思っています。それをオーナーはじめユーザーが築き上げていこうとするからこそ、同じホビーをたしなむ方が憧れ訪れたくなるような場所になるのだと思います。そしてその意識が浸透している環境は、そうあり続けると思います。

その場の雰囲気や、レースを続けようとされる先方への配慮へもあり、先に退席した僕に「いつでも待ってますから」と声をかけてくれる場所が、シーンをリードするサーキットとしてあり続けることを願っています。