JOURNAL du Mini-z & ★☆M

ミニッツカップファイナリストの備忘録ブログ。

2020.11.12:ウエストミニッツリンク

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出張の帰路に立ち寄ったWML。ハタヤマさんと話していると、後ろから「俺の願いが通じた」とかっちゃん。低俗な日記と痒いところに手が届くアイテムを提供しているNSB19の本体です。

 

譲り受けたEVOの前オーナーが憧れて止まなかった2018ミニッツカップ、WTクラスの覇者でもあるかっちゃん。同じ場所で走れる時が来ましたよ、テルさん!

 

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EVOは僕の手元へきてから2日めの走行。タグネームは787Bになっていますが、クルマはWTのMcLaren 12C。

 

セッティングのことやらなんやら、マジメに取り組みもしながら、しょーもない話題で盛り上がってみたり。

 

ほんまにいつもどおりなサーキットタイム。

 

そして、いつぞやのファイナルから、なぜかかっちゃんにはクルマを当ててしまうのもいつもどおり。ほかのドライバーとの事故なんてそうそうないのに。

 

ほんまになんでやろう、、と前々から思っていたこの事故原因が、サーキットからの帰り道になんとなく判明しました。

 

かっちゃんとレースができるようになった頃のこと、僕が初めて金ウレ(金曜ウレタンレース)に参戦させて頂いた頃にはかっちゃんはすでにファイナリストで、WMLでも最強を誇るドライバーのひとりでした。速いし巧いし強い。今でもそれはもちろんのこと。

 

そんな彼もひとりの人であって、クルマもいつも完璧なことばかりではないはずなのだけれど、それでも僕にとって彼は、当時感じたままの、すごいお兄ちゃんなのだと。

 

当時はレース中もきれいに抜かれていき、抜くことなどあり得なかった、触れることも触れられることもなかった彼に、レースアクシデントという形であっても触れることができるようになっている自分を感じて、そういえばいつのまにか僕もファイナリストになっていて、彼とレースらしいレースができるようになってきていたのだと思ったとき、かっちゃんが同じフィールドで走ってくれているドライバーなのだと実感したのでした。

 

いつだったか、かっちゃんのC9と自身の787Bで流していたときに、おぎゃもうまなったなあ、と話してくれたことがありました。彼は僕を同じようにレースを楽しめるドライバーとして認めてくれていたのだなあと思い返しました。数年経ってようやく、僕が彼をドライバーとして見つめることができるようになった日。それが今日だったのだと。

 

そんなことを思う今も、これからも僕にとってかっちゃんがすごいお兄ちゃんであることには変わりはないけれども、それでも彼も人なのだ、という現実味をもって同じフィールドでドライブができそうな気がしています。

 

こんな気づきが、かっちゃんとのレースアクシデントを減らせる理由になればいいのだけど。